HIMAWARI~KOYO-3Sルーブリック~

 向陽高校では,生徒の皆さんが自己実現を図れるよう,学校生活におけるさまざまな「探究」を通じて,自ら課題を見つけ,解決していくことで,「自走」できる人間に成長してもらうことを目指しています。生徒が「自走」するために,教員は伴走(支援)していきます。特に,授業を通じて「主体性」や「国際性」,「科学コミュニケーション力」を身につけ,紀の国和歌山から将来,国際社会で活躍できる有為な科学技術系人材になってもらいたいと考えています。
 生徒が「主体性」や「国際性」,「科学コミュニケーション力」を養い,最終的には「自走」できるようになるために,「K・O・Y・O」の4つの力を設定しました。Kは気づく力,Oは起こす力,Yは読む力,Oは教え合う力のことを指します。それぞれの力を養うために,「HIMAWARI~KOYO-3Sルーブリック~」を作成しました。
 向陽高校では「主体的・対話的で深い学び」を実現させるために,ICE(アイス)モデルの視点を導入した授業を展開していきます。ICEモデルとはSue F Young氏が提唱し,カナダで開発・実践されてきた学習・評価のモデルです。
 3S(トリプルS)各段階をさらにわかりやすくするため,奥菜々美さん(令和5年3月卒業)に作画を担当していただきました。