校長挨拶

Ever Onward(さらなる前進)

和歌山県立向陽中・高等学校長
前田 成穂

 和歌山県立向陽中学校・高等学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
昨年2月に新型コロナウィルス感染症が表面化して以来、日本各地はもとより世界中においても、このウィルスの感染により多くの方々の尊い命が失われていることに哀悼の意を捧げるとともに、いまだ入院治療等を強いられている方々に心からお見舞い申し上げます。
 本校は、大正4年(1915年)に前身の旧制海草中学校が、歴史ある日前神宮・國懸神宮の杜に隣接した自然豊かな地に創立され、今年で106年目を迎える歴史と伝統ある高等学校です。また、平成16年(2004年)に中学校を併設し、中高一貫教育を実践し、有為な人材を輩出している県立学校です。
 校訓は、「自彊不息(自ら努めてやまず)」、「質実剛健」、「文武両道」とし、建学以来の精神を受け継ぎ、時代の変遷に的確に対応し、生徒や保護者の皆さまから求められる学校であるよう、日々研鑽し、学校改革に取り組んでいます。
 これまでの主な改革は次のとおりです。

平成 7年度 70分授業の実施
平成16年度 向陽中学校(併設型中学校)の開設
平成18年度 文部科学省SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定
平成23年度 SSH第2期指定
平成29年度 SSH再指定

校訓「文武両道」の実践

 授業時数の確保のための70分授業や長期休業の短縮に加え、年間を通して「週例テスト」を実施するなど、授業を中心に様々な方法で生徒の学力向上と進路目標達成のために取り組んでいます。その結果、毎年、地元の和歌山大学や和歌山県立医科大学をはじめ、京都大学や大阪大学、神戸大学など国公立大学に約6割が現役合格するなど、それぞれの生徒が自分の夢を実現させています。
 また、本校は、平成18年度からSSH指定校となり、現在第3期の指定を受けています。本事業では、主体性及び国際性を兼ね備えた科学技術人材の育成をめざし、これまでの理数教育に特化した環境科学科に加え、普通科、中学校の全生徒を対象に鋭意取り組んでいるところです。
 生徒会活動や部活動も極めて活発で、ほとんどの生徒が部活動に加入し練習や稽古等に励んでいます。海草中学からの伝統の硬式野球部、県代表常連の吹奏楽部や合唱部、英語部、少林寺拳法部、水泳部水球競技など体育系18(中学11)、文化系22(中学10)のクラブがあります。多くの部が全国大会や近畿大会へ出場するなど、成果を上げています。
 結びに、本校は、夢の実現に向かって直向きに努力する生徒を、情熱を傾けて指導・支援し、皆さまのご期待、ご信頼に応えてまいりたく存じます。今後とも、「Ever Onward」の気概を持って、未来に向かって躍進する向陽中学校・高等学校であり続けたいと考えていますので、皆さま方の力強いご支援、ご協力をお願い申し上げます。

令和3年4月