物理部

令和4年5月現在

部員構成

高校3年生
男子8名 女子2名
高校2年生
男子11名
高校1年生
男子6名

活動内容

活動日は月曜日〜金曜日の放課後です。
活動場所は、主に生物教室や物理教室、中学校理科室です。

物理部では、ロボットの製作やプログラミング、電子工作などを行っており、毎年、WROとロボカップジュニアという大会に出場しています。 また、県のきのくにICT教育の一貫で、月に1度程度県内のICT企業の技術者の方に来ていただき、講習会を開催しています。 さらに、缶サット甲子園という小型人工衛星の技術を競う大会にも、毎年物理部のメンバーを中心に参加しています。

WROについて
WRO(World Robot Olympiad)は、人が操作しない
自律型ロボットによるロボットコンテストです。
レゴマインドストームを使ってロボットを製作し、
毎年違うミッションを攻略するためにプログラムを
製作しています。 近年は環境問題をテーマにした
ミッションが多くなっています。毎年夏に和歌山予選会が開催され、上位入賞チームは全国大会に進出します。 そして全国大会の上位入賞チームは世界大会に推薦されます。

ロボカップジュニアについて
ロボカップジュニアも自律型ロボットによるロボット
コンテストですが、WROと異なりレゴに限らずあら
ゆる材料、あらゆるコンピュータを使ってロボットを
製作することができるため、 自由度が高いことが特徴
です。
物理部は毎年、ロボカップジュニアのレスキュー
ライン競技に出場しています。このレスキューライン競技は、災害時の被災者救助をモデルとしており、 ラインエリアとレスキューエリアに分かれています。ラインエリアでは障害物や傾斜路、交差点など様々なハザードを乗り越えながら、黒いラインを辿っていきます。 そして、レスキューエリアでは被災者に見立てた球を回収し、避難エリアに移動させる必要があります。毎年冬に関西大会が開催され、上位入賞チームは全国大会に出場します。そして、全国大会の優勝チームは世界大会に推薦されます。 物理部は2022年バンコク大会、2023年ボルドー大会に日本代表として出場しました。
2022バンコク大会はこちらから→
2023ボルドー大会はこちらから→

きのくにICTについて
きのくにICT教育の講習会では、指導者の方にマイコンや電子工作の基礎を教えていただいた後、グループに分かれてマイコンを用いた作品を製作しています。 昨年度は、入浴間隔を短縮し湯冷めを防止するためのお風呂センサーや、寝ている人を起こしてくれる装置などを製作しました。

缶サット甲子園について
缶サット甲子園は、自作した缶サット(空き缶サイズの
模擬人工衛星)を打ち上げ、上空での放出・降下・着地
の過程を通じて、技術力・創造力を競う競技会です。
単に技術力だけを競うのではなく、自分達でミッション
を設定し、その目的や達成度合いをプレゼンテーション
するため、オリジナリティや独創性も評価されます。 過去には、缶サットを地震火災の検知や、火星のストリートビュー作成に役立てるミッションなどに取り組みました。

過去に製作したロボット

過去の実績

WRO2022決勝大会 出場

WRO2023決勝大会 出場

ロボカップジュニア2022全国大会 優勝

Robocup2022 Bangkok Junior Rescue Line Individual 8位

ロボカップジュニア2023全国大会 優勝

Robocup2023 Bordeaux Junior Rescue Line Individual 4位
Superteam 2位