ロボカップ2023 世界大会 in フランス・ボルドー
物理部のチーム「Remember」は2023年3月に名古屋で開催されたロボカップジュニアの全国大会のワールドリーグレスキューライン部門で再び優勝し、2度目の世界大会への参加を決めました。そして、7月にフランスのボルドーで開催された世界大会に出場しました。
ジュニアレスキューラインには昨年よりも多い28チームが参加しており、Individual競技では合計9回の得点走行を通してスコアを競いました。また、Superteam競技ではパナマのチームと共に、新たに発表される課題に取り組みました。
世界大会に出場したロボット
昨年の世界大会以降、タミヤのパーツを元に3Dプリンタで設計したパーツを使用しながら全く新しいロボットを製作してきました。ロボットのコントローラとなる基板はCADで独自設計し、カメラを用いた画像処理で被災者やレスキューキットを検出させています。
世界大会の様子
大会結果
Individual競技 4位
Superteam競技 2位
Outstanding Innovation Award 受賞
会場がガラス張りで直射日光が差し込んでいたため、画像認識による被災者の検知がうまく機能せず被災者はそこまで多く回収できませんでしたが、安定したライントレースのおかげで得点を重ねることができ、Individual競技では最終的に4位となりました。また、Superteam競技にはパナマのチームと挑戦し、母国語が英語でないチーム同士でコミュケーションが難しいところもありましたが、うまく役割分担して2位を獲得することができました。さらにこれまでの技術的な取り組みが評価され、Outstanding Innovation Awardを受賞しました。