物理部
令和5年3月現在
部員構成
- 高校3年生
- 男子8名 女子2名
- 高校2年生
- 男子11名
- 高校1年生
- 男子6名
活動内容
活動日は月曜日〜金曜日の放課後です。
活動場所は、主に生物教室や物理教室、中学校理科室です。
物理部では、ロボットの製作やプログラミング、電子工作などを行っており、毎年、WROとロボカップジュニアという大会に出場しています。 また、県のきのくにICT教育の一貫で、月に1度程度県内のICT企業の技術者の方に来ていただき、講習会を開催しています。
さらに、缶サット甲子園という小型人工衛星の技術を競う大会にも、毎年物理部のメンバーを中心に参加しています。
WROについて
WRO(World Robot Olympiad)は、人が操作しない自律型ロボットによるロボットコンテストです。レゴマインドストームを使ってロボットを製作し、毎年違うミッションを攻略するためにプログラムを製作しています。 近年は環境問題をテーマにしたミッションが多くなっています。毎年夏に和歌山予選会が開催され、上位入賞チームは全国大会に進出します。 そして全国大会の上位入賞チームは世界大会に推薦されます。
ロボカップジュニアについて
ロボカップジュニアも自律型ロボットによるロボットコンテストですが、WROと異なりレゴに限らずあらゆる材料、あらゆるコンピュータを使ってロボットを製作することができるため、
自由度が高いことが特徴です。物理部は毎年、ロボカップジュニアのレスキューライン競技に出場しています。このレスキューライン競技は、災害時の被災者救助をモデルとしており、 ラインエリアとレスキューエリアに分かれています。ラインエリアでは障害物や傾斜路、交差点など様々なハザードを乗り越えながら、黒いラインを辿っていきます。
そして、レスキューエリアでは被災者に見立てた球を回収し、避難エリアに移動させる必要があります。毎年冬に関西大会が開催され、上位入賞チームは全国大会に出場します。そして、全国大会の優勝チームは世界大会に推薦されます。
物理部は2022年バンコク大会、2023年ボルドー大会に日本代表として出場しました。
2022バンコク大会はこちらから→
2023ボルドー大会はこちらから→
きのくにICTについて
きのくにICT教育の講習会では、指導者の方にマイコンや電子工作の基礎を教えていただいた後、グループに分かれてマイコンを用いた作品を製作しています。 昨年度は、入浴間隔を短縮し湯冷めを防止するためのお風呂センサーや、寝ている人を起こしてくれる装置などを製作しました。
缶サット甲子園について
缶サット甲子園は、自作した缶サット(空き缶サイズの模擬人工衛星)を打ち上げ、上空での放出・降下・着地の過程を通じて、技術力・創造力を競う競技会です。
単に技術力だけを競うのではなく、自分達でミッションを設定し、その目的や達成度合いをプレゼンテーションするため、オリジナリティや独創性も評価されます。 過去には、缶サットを地震火災の検知や、火星のストリートビュー作成に役立てるミッションなどに取り組みました。
過去に製作したロボット
過去の実績
WRO2022決勝大会 出場
WRO2023決勝大会 出場
ロボカップジュニア2022全国大会 優勝
Robocup2022 Bangkok Junior Rescue Line Individual 8位
ロボカップジュニア2023全国大会 優勝
Robocup2023 Bordeaux Junior Rescue Line Individual 4位
Superteam 2位