「命の大切さを学ぶ教室」を開催

~犯罪被害者遺族の方から学んだこと~

5月31日(月) 午後から2年生を対象に「命の大切さを学ぶ教室」を開催しました。この教室は、犯罪被害者遺族の方のお話を聞き、大切な命を守り誰もが安全で安心して暮らせる社会の実現について一人ひとりが考えることを目的として全国の学校で行われています。

 今回の講師・鷲見三重子さんの長男(当時高校2年生)は、横断歩道を歩行中、脇見運転の車に20mはね飛ばされて亡くなりました。鷲見さんは様々な学校での講演を通して、命の大切さと事故・犯罪の防止を訴えています。
「命は地球より重いと言いますが、法律上では軽いものです」という鷲見さんの言葉は、突然家族を理不尽に奪われた遺族の心からの訴えとして私たちの胸に重く響きました。「ルール」を守ることは「大切な命」を守ることであり、被害者も加害者も生まないための唯一の方法であると、生徒たちは鷲見さんから教えていただきました。貴重なお話をありがとうございました。
 講演の後、生徒たちは今回学んだことや感じたことを作文にまとめました。

2021年06月02日