和歌山県立向陽高等学校演劇部

米子市コンベンションセンターBigShip　2015.11.21
近畿総合文化祭鳥取大会。

オープニングの曲がかかり、緞帳が上がる。すると緊張がすっと和らぎ、演技に集中していく。観客の視線を見る余裕はないが肌で感じる。演技の中で心のひだが揺れるたび、観客の一人ひとりの呼吸が聞こえる気がする。いつしかわれわれ役者とお客さんとが一体となっている。どっと笑いが起こる、涙をぬぐっている、その瞬間瞬間が演劇の醍醐味です。

私たち演劇部は二年生三人、一年生五人、中学生一人の計九人で日々練習に打ち込んでいます。心と身体の解放を目指して筋トレ、柔軟体操、発声練習、インプロビゼイション（即興劇）、等の基礎訓練は公演が近づいても毎日行います。劇を作るということはすごく大変ですが、出来た時の達成感は何ものにも代えられないほど大きく、学ぶことが多いです。互いにぶつかり合うことも間間ありますが、劇作りそのものがドラマだという気がします。練習では学年の壁を取り払って和気藹々、楽しい部活です。

上演作品は本格的に取り組むのは２作品です。三月の春季研究大会に向けて十二月の末から既成作品に取り組み、それを四月の新入生歓迎会までに完成度を上げます。新歓の後三年生は引退。五月半ばから新一年生も加わって文化祭に向けての脚本作りに取り組みます。文化祭後更に脚本を練り直し、コンクールに臨みます。この作品では一年生が主役を務めることも多いです。創作脚本をホームページに載せてありますので読んでみてください。部室は３棟１階東の端、バレーコートの隣です。

大勢の新入生の入部をお待ちしています。

●公演情報等何なりとお問い合わせください　顧問宛て