紀三井寺に「寅」の絵馬を奉納

~美術部員が協力して「巨大絵馬」を制作~

 12月23日(木)午後、紀三井寺の本堂で来年の干支「寅」の絵馬の奉納式が行われ、絵馬を制作した本校美術部の代表4名が出席しました。
 今年の10月から構想をねり、参拝する人たちが見てほっこりした気持ちになるような「かわいい虎」をイメージして制作しました。和歌山らしく「紀州手まり」とじゃれている虎の周りには、「松竹梅」や「富士・茄子」などのおめでたいものをたくさん描きました。そして、特にこだわったのが右下の「寅」の印で、焼きごてを使って本物の「焼き印」のようにしました。
 奉納式では、前田貫主がご本尊に今回の奉納をご報告した後、「受領書」を副部長の2年中西麻友さんに手渡しました。前田貫主は絵馬をとても気に入ってくださり、お礼に本堂の奥の間にある「襖絵」を見せてくださいました。美術部の生徒たちには歴史的価値のある作品に触れるすばらしい体験でした。
 奉納した絵馬は、来年1年間、本堂横の「絵馬堂」入り口に飾られます。

2021年12月24日